キリスト教では死者は、キリストが再臨するまで眠り、キリストが再臨したら、新しい体を与えられるとともに永遠の命を得て、神の国へと入れる・・・という死生観ですが、仏教の死生観はこれとは大分異なります。
仏教では死者は、他の生き物として何度でも生まれ変わる(輪廻転生する)というもので、永遠の命などとは無縁です。
だからこそ、仏教には「生に対する執着を捨てよ」という教えがあるのですね。重要なのはどう生きるかで、生きること自体はそこまで重要じゃないという考えに立脚しているのです。
キリスト教は「新生」、仏教は「解脱」を目標としている、という違いをよく覚えておきましょう。
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