モルドバの産業の特徴

モルドバの国旗

モルドバの国土

モルドバ（正式名称：モルドバ共和国）は、東ヨーロッパの ルーマニア、ウクライナに囲まれた領域に位置する共和制国家です。この国ではとくに農業が発達しており、中でも小麦、ブドウ、トウモロコシ、タバコの生産がさかんです。またブドウ栽培を背景にしたワインの生産および輸出業もこの国の基幹産業となっています。

モルドバの主要産業

農業

温和な気候と肥沃な黒土を持つことから、農業はモルドバにおける産業活動の中心であり、小麦、トウモロコシ、ブドウ、タバコなどの栽培がさかんです。ブドウ栽培に付随して、ワイン醸造もさかんで、ワイン輸出は外貨獲得の重要な手段となっています。

工業

ソ連時代さかんであった重工業は、ソ連の崩壊により縮小し、現在は食品製造をはじめとした軽工業が中心です。なおモルドバ工業生産の3分の1を占めていた沿ドニエストルは現在係争地となっています。

観光業

首都キシナウや、城塞、修道院など歴史的建築物、ワイン祭りなどの伝統イベントが主な観光資源となっています。観光客数は毎年1~2万人ほど。