フィンランドの山岳地帯ラップランド

 

フィンランドの国土は全体的に平坦ですが、北部にはハルティア山脈が走っており、最高峰のハルティア山（標高1328m）をはじめ、５００〜６００ｍ級の山々が連なっています。

 

 

ハルティア山

標高：1328m
位置：フィンランド北部ラッピ県
山系：スカンジナビア山脈＞ハルティア山脈

ラップ県の最西端、ノルウェーとの国境地帯にそびえる、フィンランド最高峰の山です。１３６５ｍ地点の頂上は、現在ノルウェー領に属しているのですが、ノルウェーではフィンランド独立１００周年を祝して、「頂上をフィンランドに贈呈しよう」という話が持ち上がったことがあります。（憲法上の問題で、結局実現に至らず。）

 

ラップランド

フィンランドの山岳地帯である北方は「ラップランド」と呼ばれる、ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・ロシアにまたがる地域で、少数民族サーミ人の伝統的居住地となっています。北極圏限界線から北にあたる地域で、とりわけフィンランド地域には多くの湿地や湖が存在します。