イギリスの絶対王政は16世紀末から17世紀前半にかけて展開された。エリザベス1世やジェームズ1世の時代が代表的である。本ページでは、このあたりの歴史的背景と後世への影響について詳しく掘り下げていく。

フランス絶対王政を作った人物
フランスの絶対王政を確立した中心人物はルイ14世である。彼は官僚制と常備軍を整備し、中央集権化を推し進めた。本ページでは、このあたりの歴史的背景と後世への影響について詳しく掘り下げていく。
フランスの絶対王政の基礎を作ったのは、ルイ13世の宰相リシュリュー(1585~1642年)とされています。王ではなくなぜ宰相が?と思われるかもしれませんが、父王アンリ4世が暗殺により急逝したため、ルイ13世が即位したのは9歳です。
こんな年端のいかない少年に政治ができるわけがないので、三部会の聖職者代表であったリシュリューが宰相(国王のサポート役)につき、事実上の最高権力者となり王権の強化に努めたのです。
フランス絶対王政の確立に貢献したリシュリュー
リシュリューはフランスの伝統的な議会であった三部会を停止し、ルイ13世の宰相を18年間務める中で、かつてないほど王に権力を集中させました。
そしてルイ13世の時代に強化された王権を引き継いで(厳密にはルイ14世の宰相マザランが引き継いで)、絶対王政の最盛期を築いたのが「陳は国家なり」で有名なルイ14世なのです。
|
|
|
|