アファイア神殿は、古代ギリシャの建築美を代表するものの一つです。エギナ島の丘の上に位置し、アテネやペロポネソス半島の景色を一望できる場所に建てられています。ここではそんなアファイア神殿の特徴と歴史を簡単に紹介しています。
アファイア神殿の場所には、紀元前570年頃に初めて神殿が建てられたとされます。紀元前510年頃、火事で焼失したため、その後すぐに再建が開始され、紀元前500年頃に完成しました。現在も保存状態が比較的良好であるため、ギリシャの古代建築を学ぶうえで非常に重要な存在となっています。
ちなみにアファイアはエギナ島独自の女神で、後にアテナ女神と同一視されるようになった存在です。また、神殿のペディメント彫刻の一部は、ギリシャとペルシャの戦争を描写していると考えられています。
エギナ島はアテネから比較的近く、アファイア神殿を訪れるための人気の観光地となっています。神殿の美しさとその周りの自然の美しさが絶妙に組み合わさって、訪問者を魅了する存在にもなっているのです。
|
|
|
|