十字軍遠征の目的をわかりやすく解説!

11世紀から13世紀にかけて十字軍遠征が行われた目的をわかりやすく教えてください。

十字軍の遠征の目的は一言でいえば「聖地エルサレムの奪還」です。

 

エルサレムとは、キリスト教の創始者イエス・キリストが復活を遂げ、イエス・キリストの墓がある、キリスト教にとってこの上なく大切な土地。

 

しかし7世紀以降イスラム勢力の支配下にあり、11世紀にはセルジューク朝が勢力を増し、東ローマ帝国を圧迫していました。

 

それをうけ東ローマ皇帝アレクシオス1世は、ローマ教皇ウルバヌス2世に救援を求め、応じた教皇が

 

聖地エルサレムを奪還する

 

という大義名分で西ヨーロッパの諸侯や民衆の有志を集め十字軍を結成したのです。

 

当時ローマ教皇は東ローマ皇帝と敵対関係にありましたが、教皇としては皇帝に恩を売って、分裂した教会を統一する思惑もありました。

 

しかし教皇が自らの権威を高めるために始めた十字軍遠征ですが、第一回遠征以外は失敗続きとなり、逆に教皇権の失墜を招く要因になりました。