フレンチにおける「服装のマナー」とは?


服装は、空間の雰囲気を大きく左右します。インテリアや環境もサービスの一環と考えている店も多いので、服装は行く先のレストランの格・雰囲気に合わせるのが理想です。日本では服装のマナー、いわゆる「ドレスコード」を厳しく設けている場所はそう多くはないのですが、タンクトップ一枚など、あまりにラフな格好で行くのは非常識とされます。



格式高いレストランでの服装

フォーマル(正装・礼服)

格式高いレストランや式典では、やはりそれなりの服装をすることが求められます。結婚披露宴の新郎新婦、親族が身につける「正装・礼服」がフォーマルで理想とされます。


フォーマルな服装

 
  • 昼:男性はモーニングコート、女性はアフタヌーンドレス
  • 夜:男性はタキシード(ブラック・タイ)、女性はイブニングドレス


セミフォーマル(準礼服)

指定のない場合、セミフォーマルのような上品な装いが好ましいです。男女いずれも生地や色合いは、ビジネス用のスーツではなく華やかさのある色合いのものを取り入れるのがポイントです。

セミフォーマルな服装

 
  • 昼:男性はディレクターズスーツ、ブラックスーツ、女性はワンピース
  • 夜:男性はブラックスーツ、女性はワンピース


カジュアルな食事会での服装

ドレスコードの指定がない場合や、友人同士のパーティなど。礼装とカジュアルの中間程度で普段着よりもドレスアップした服装を心がけましょう。


インフォーマルな服装

 
  • 男性:ダークスーツ、ジャケットスタイル
  • 女性:ワンピース、スーツ、セットアップ


ドレスコードの指定がなくても「上着・ネクタイ着用」をマナーとするお店はあるので、分からない場合はダーク系のスーツにネクタイ。女性はシンプルなワンピースかスーツで、いくつかアクセサリーやスカーフを持っていれば、問題なく対応できるでしょう。


どんな店でも避けたい服装

  • デニム素材、ハーフパンツ、襟なしシャツ、ジャージ、スニーカー、サンダル
  • キャミソール、ベアトップ、ショートパンツなど露出の多い服装、ミュール、過度なアクセサリー、香水のつけすぎ