ボスニア・ヘルツェゴビナの産業の特徴

ボスニア・ヘルツェゴビナの国旗

 

ボスニア・ヘルツェゴビナの国土

 

東ヨーロッパ・バルカン半島北西部に位置する共和制国家、ボスニア・ヘルツェゴビナにおける産業の特徴をまとめています。この国ではとくに林業が発達しており、中でも松、カヤ、ブナなどの木材の生産がさかんです。また豊富な鉱山資源を背景にした鉱業もこの国の基幹産業となっています。

 

 

 

ボスニア・ヘルツェゴビナの主要産業

農業・林業

農業はオスマン帝国時代よりこの国の基幹産業となっていますが、内戦の影響で多くの農耕地が破壊され、その生産量は全盛期より大幅に落ちてしまっています。代わり現在は、林業が主要産業となっており、主に松・ブナ・カヤなどを産出します。

 

鉱業

ボスニア・ヘルツェゴビナは鉄・銅・鉛など地下資源が豊富で、鉄鋼資源の埋蔵量は旧ユーゴスラビア全土の85%にもおよびます。大理石をはじめ建築資材も多く産出され、褐炭の採掘もそれなりの規模となっています。