島国であるイギリスでは、大陸ヨーロッパとはまた異なる動物や植生をみることができると思われがちです。しかし島国というのは気候変動の際逃げ場がないため、絶滅が起こりやすい環境で、厳しい氷河期を何度も経験してきたイギリスは、必然的に固有種というのは少ないのです。
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ロンドンの公園のトウブハイイロリス(bigfootによるPixabayからの画像)
上述した理由でイギリスだけの固有種というのはなかなかいないですが、街中でどこでも見れるということで、リスはイギリスで最も有名な動物ではないでしょうか。
中でもトウブハイイロリスは19世紀にアメリカ大陸から持ち込まれて以来定着した外来種で、250万頭以上が生息しています。近年は在来種のキタリスの生息を脅かすとして、政府は避妊薬を与えるなどの対策を打ち出していますね。
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