セルウィウス・トゥッリウスとは何をした人?〜ローマに初めて城壁を建設〜

 

セルウィウスの基本情報

 

本名:セルウィウス・トゥッリウス
在位:紀元前578年 - 紀元前535年
誕生:前578年
死没:前535年
民族:エトルリア人
実績:都市地区(トリブス)の設置/階級区分の策定/兵役義務/城壁建設/フォルトゥナ神・ディアナ神の神殿建設

 

セルウィウス・トゥッリウス(在位:前578年 - 前535年)は王政ローマ期の第6代王で、都市地区(トリブス)の設置、階級区分の策定、兵役義務などの改革を行った功績が認められています。エトルリア系。先王の暗殺後に即位し、その治世では前述の功績のほか、フォルトゥナ神・ディアナ神の神殿建設や、ローマに初めて城壁を建設したことでも知られています。平民プレブスから人気のあった王でしたが、その改革内容はパトリキには嫌われ、パトリキの支持を得た自分の娘トゥリアとその夫タルクィニウス・スペルブス(後のローマ最後の王)に殺され死亡しました。

 

セルウィウス・トゥッリウスの功績

ローマの領土を拡大

先代プリスクスの暗殺後、エトルリア人2人目の王として紀元前578年に即位。即位後はエトルリアの主要都市ウェイイを征服した後、ローマの拡大政策を強力に推し進めていきました。またプリスクスに引き続き、ローマの神々を祀る神殿を多く建設しています。

 

城壁の建設

城壁の建造にも取り掛かっており、これが全4世紀頃には全周11kmにもおよぶ長さとなり、ガリア人の侵略を防ぐのに重要な役目を果たすようになります。この城壁はトゥッリウスが征服したウェイイの近くの採石場から採取された凝灰岩が用いられていました。

 

この城壁は非常に堅固で、第二次ポエニ戦争時にハンニバルの進軍を阻むのに大いに貢献しました。