ギリシャ神話はいつできた物語なの?

ギリシャ神話の起源は、およそ紀元前2000年代にまで遡るとされます。

 

ギリシャ地方最古の文明でもある、紀元前26世紀〜12世紀まで続いたエーゲ文明。さらにその中のミケーネ文明のことがギリシャ神話に登場しているのです。

 

 

神話の中に存在する、実在した都市ミケーネ

ミケーネ文明の中心都市ミケーネは最高神ゼウスとペルセウスが作ったという一説があります。

 

つまり、これにより既にミケーネが存在していたころにはギリシャ神話が存在していた可能性があると考えられるのです。

 

ミケーネ文明自体は紀元前16世紀〜12世紀まで存在したものとされており、ギリシャ神話の起源は紀元前15世紀頃とする説がよく見られます。

 

ですが、中にはミケーネ文明よりやや前の時代、紀元前2000年代であるとする文献もあります。

 

語り継がれ、まとめられた神話

かなり古い時代から存在していたギリシャ神話ですが、「神話」としてまとめられたのはもっと後の時代です。

 

叙事詩「イーリアス」「オデュッセイア」として吟遊詩人ホメロスが伝承を体系化したり、ヘロドトスに「神統記」として初めて文字にしてまとめられるのは紀元前9世紀〜8世紀頃となります。

 

ヘロドトスに地域ごとにある差異を整えて文字に起こされるまで、神々と英雄の物語はずっと人々に口承で伝えられていたのです。