ロシア紋章の意味と歴史

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デザインの意味

  • 双頭の鷲:東ローマ帝国の象徴。また、教会と国の単一性を象徴。
  • 3つの冠:ロシアの主権と一体性の象徴(カザン・アストラハン・シベリア、または、ロシア・ウクライナベラルーシを示す)

 

国章の歴史

ロシアの国章は、モスクワ大公国(※)時代のイヴァン3世が採用した紋章を起源とします。1497年より双頭の鷲が登場しますが、これは神聖ローマ帝国とロシアの主権を示したものとなり、王子達への領土割当に使用された紋章が使用されました。

 

ロシアが形成されたのは、15世紀頃となり、1922年にはソビエト連邦が成立してアジアの大半を包含することになりました。

 

その後、ソビエト連邦は1991年に崩壊し、ロシア連邦となりましたが、ロシアの国章は、ロシア帝国の紋章に由来するものとなり、1993年に聖アンドリューの勲章の綬と同勲章の脛飾を除いたデザインが採用されたものが、現在のロシアの国章となります。

 

(※)モスクワ大公国:14世紀にモスクワを中心とし成立した国。1480年のイヴァン3世の治世の時代にモンゴル帝国の支配を脱し、ロシア帝国の基礎をなした大公国。