オーストリアの鉄道事情~国際特急が充実~

オーストリアの鉄道史

オーストリアの鉄道史は19世紀に始まる。ドナウ川流域の産業と結びつき、現在も国際鉄道網の要所を担っている。 本ページでは、オーストリアの交通や産業、社会を理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

オーストリアの鉄道事情~国際特急が充実~

オーストリアには総延長6399kmの鉄道網が国中に行き届いており(山岳部でも登山列車が運行)、レンタカーを使わない場合は必須の公共交通機関となっています。オーストリアの鉄道には様々な種類がありほとんどはオーストリア連邦鉄道によって営業されています。


このページの目次


鉄道の種類

  • 国内都市間特急(ICE インターシティー・エクスプレス)
  • ヨーロッパ国際特急(EC ユーロシティー)
  • 国内都市間急行(IC = インターシティー)
  • 急行(D シュネルツーク)
  • 準急(E アイルツーク)
  • 普通列車(Rレギオナールツーク)


長距離移動の国内都市間特急やヨーロッパ国際特急には予約席が設けられています。


夜行列車

方々に隣接する国々を結ぶ夜行列車が運行されています。ヨーロッパなので治安面を心配されるかもしれませんが、個室であれば鍵もかけられますのでさほど心配はありません。


路面電車

ウィーンやインスブルック、リンツといった主要都市には路面電車が走っておりこれも移動の足として非常に便利です。特にウィーン市が出資する路面電車ウィーン市電は有名で、年間約2億人もの旅客数を誇ります。