ポーランドは農業国として発展してきた歴史を持つだけあり、現在でも東欧屈指の農業大国として知られます。ここではポーランドの農業事情について情報をまとめています。
主に麦類(小麦・ライ麦・ビール麦)、りんご、キャベツ、ニンジン、たまねぎなどが栽培されています。またポーランドでは香りと歯ごたえに定評がある「ヤドリタケ」と呼ばれるキノコが豊富にあり、その生産量はヨーロッパ全体の9割を占めています。
国土の6割は農地が占め、その規模はEU加盟国の中ではフランス、スペインに次ぎます。戦後の社会主義政権時代には集団農場化と農地の国有化が行われましたが、民主化とともに民営化が進み、現在ではおよそ9割が個人農家になっています。
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