ジョージアの社会問題

ジョージアは東ヨーロッパ・南コーカサスに位置する共和制国家です。ソ連解体にともない成立した、ブドウの一大産地であり、美味しいジョージアワインが魅力の国ですが、以下のような社会問題も抱えています。

 

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外交問題

ロシア帝国とそれに連なるソ連の支配を受けてきたこともあり、ロシアとの外交関係においては対立が顕著です。2008年に非ジョージア人が多い南オセチアとアブハジアを巡り、ロシア-グルジア戦争(南オセチア紛争)に発展したことで、両国の間には深刻な亀裂が入っています。

 

民族問題

ジョージアは古くから様々な民族が入り乱れる多民族国家であり、民族対立に端を発するジョージア国民間の分断が問題になっています。反露政策にもとづくジョージア人以外の民族への弾圧が、ロシアによる南オセチアへの干渉の口実になっている側面もあるのです。

 

環境問題

ジョージアはソビエト時代からの環境を考慮しない重工業化政策の影響で、深刻な環境汚染の問題を抱えています。廃棄物処理施設が十分に整備されていないことが原因で、土地の汚染による農地縮小が近年深刻な問題になっています。