イギリス紋章の意味と歴史

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国旗とならび国の象徴として掲げられる国章。国章は国が持つ思想や文化、歴史など様々な要素を背景として作られています。特にイギリスは複雑な歴史と文化を持つ国なので、それだけ国章に込められた意味も多いです。

 

デザインの意味

イギリスの国章の各要素に含まれる意味は以下の通りです。ウェールズの象徴が含まれていないのは、ウェールズが他の国と違い、王国ではなく公国であったという理由からです。

 

  • 左のライオン:イングランドの象徴
  • ライオンの被る冠:聖エドワード王冠
  • 右のユニコーン:スコットランドの象徴
  • 赤地に金のライオン3頭(左上と右下):イングランド王室の紋章
  • 金地に赤のライオン(右上):スコットランドの紋章
  • 青地に金の竪琴(左下):アイルランドの紋章

 

国章の歴史

1707年イングランド・スコットランド・ウェールズの統合=グレートブリテン王国の誕生にともない、現在の国章の原型となるデザインが、連合王国の新たな国章として制定されました。
なおイギリス=グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国は、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランド4カ国の連合からなる国なので、イギリスとしての国章とは別に、それぞれ独自の国章を持っています。