フィンランドの国章
フィンランドの国章に描かれているライオンは、他にも硬貨など様々に使われていますが、デザインの変更はあるものの、継続的にシンボリックなものとして扱われています。
12世紀のフィンランドは、スウェーデンの属州となっておりますが、その頃からライオンは登場しています。また、17世紀にもデザインの変更が多く行われていますが、カール10世グスタフの葬儀の際においては、3本の足でサーベルを踏むものも使われていました。
その後も変更は続き、第二次ロシア・スウェーデン戦争において、フィンランドがロシアに割譲された際にも新しい国章を作成することとなり、1890年の法令で赤地に白(銀)色の薔薇がちりばめられる意匠となりました。
現在の国章は、オロフ・エリクソンにより作成されたもので、1978年の法令で制定されたものとなります。
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