ドネルケバブ
日本でトルコ料理と聞けば、屋台や移動販売車で売られているケバブをイメージする人は多いのではないでしょうか。回転する肉の塊が焼かれていくダイナミックな絵面は、忘れようもないでしょうが、あの料理の正式名称はドネルケバブといいます。
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そもそもケバブとはトルコ語で「焼いた料理」のことを指し、ペルシャ語やアッカド語の「カバブー」が語源になったとされています。そしてドネルケバブの「ドネル」はトルコ語では「回転」という意味ですので、ドネルケバブで「回転焼き」という意味になります。
シシケバブの「シシ」はトルコ語で「串」を意味するので、「シシケバブ」は「串焼き」という意味になります。
あぶり焼きにした肉を削ぎ落しているところ。
1830年代にトルコの都市カスタモヌで、スライスした肉を積み重ねて、垂直に焼く料理が発明され、これがドネルケバブの始まりとなったと言われています。
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