百年戦争が起こった原因を簡単に解説

百年戦争とは、1377年?1453年の約100年間、イングランド王家とフランス王家によるフランス国内で繰り広げられた戦いのことです。

 

開戦前から起きていた様々な問題が絡まったことが、百年戦争開戦の背景として挙げられています。

 

ここでは百年戦争が起こった原因を簡単に解説していきます。

 

 

王位継承問題

百年戦争開戦の数百年前から、両王家は領土争いや、それぞれの王位継承で混乱した状況が続いていました。

 

当時、イングランド王家はフランス国内に領土を有していたものの、フランス国内ではフランス王家の臣下という位置付けでした。
百年戦争の原因の一つとして挙げられるのが王位継承問題です。

 

1328年フィリップ6世がフランス王として即位した際に、イングランド王エドワード3世が血統を理由に、フィリップ6世の即位に異を唱え、自身の王位継承の正当性を主張しました。

 

後に当時の主張が不義にあたるとされ、エドワード3世のフランス領有地の没収が宣言されたのです。

 

領土争い

領土争いの面でも両王家は常に対立が続いていました。

 

イングランド産羊毛の毛織物産業が盛んであったフランドルの領有を巡る争いを発端に、13世紀末から続くイングランドのスコットランド征服でもフランスとの対立は深まる一方です。

 

また、フランス国内のイングランド領有地であるギエンヌでも、フランスによる宗主権の行使や領土の奪い合いが起きていました。

 

王位継承問題と領土問題による百年戦争の勃発

スコットランドを巡る争いにより両家の対立は深刻になり、1337年フランスのフィリップ6世は即位時の非礼を理由にイングランドのギエンヌ領没収を宣誓。

 

対するイングランドのエドワード3世はフランス王に対する臣下の礼の撤回と自身がフランス王である主張を宣誓しました。

 

これにより、百年戦争の開戦へと繋がったのです。