アルバニアの社会問題

アルバニアは東ヨーロッパ・バルカン半島南西部に位置する共和制国家です。ソ連解体にともない成立した、充実したリゾート地が魅力の国ですが、以下のような社会問題も抱えています。

 

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経済問題

アルバニアのGDPはバルカン半島にある国家としては最も低いものとなっています。経済的な不安定さから、90年代には国民の半数がはまったといわれるくらいにねずみ講が蔓延していました。1997年のねずみ講の破綻では国民の3分の1が全財産を失い、アルバニア経済は大打撃を被りました。ねずみ講詐欺から国民を守られなかったとして、政府への抗議運動から暴動にまで貼ってしています。

 

エネルギー問題

アルバニアはインフラが脆弱なことが社会問題の一つとして挙げられ、とりわけ総発電量の98%を占める水力発電において、施設老朽化による電力不足が問題となっています。近年になってようやく水力発電所の新設や送電網の改修により問題が解消されてきました。