欧州連合(EU)には多言語主義(社会における複数の言語の共存を認める)と加盟国間の平等の精神がありますので、特定の1つの言語を公用語として採用しているわけではありません。
EU加盟国が申請してきた言語を極力受け入れる方針で、2022年現在24の言語が公用語として採用されています。そのため公文書も24か国語で作成されています。
加盟国数と言語数が違うのは、例えばドイツ語がドイツ、ベルギー、ルクセンブルク、オーストリアの公用語となっていたり、ギリシャ語がギリシャとキプロスの公用語になっていたりと、国が違っても公用語は同じ場合があるためです。
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