間接的にですが、ヨーロッパの宗教改革は日本にも影響を与えています。例えばフランシスコ・ザビエルは日本にキリスト教を伝えたことで有名ですが、彼はイエズス会というカトリック会派に属していました。
そのイエズス会というのは1534年パリで反宗教改革運動(対抗宗教改革)を目的に結成された会派。
厳格な軍隊的統制と教皇への絶対的忠誠が特徴で、対抗宗教改革の一環として、カトリック教会内部の腐敗解消と共にカトリック勢力の維持に力を入れていました。ザビエルが日本に布教に来たのも、ヨーロッパにおける宗教改革の圧力で、カトリックの立場が危うくなったことへの危機感からでした。
日本にキリスト教をもたらしたフランシスコ・ザビエル
そして戦国時代後期の1549年、ザビエルが日本にキリスト教をもたらしたことで、
など日本史に様々な影響が生じているのです。
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