ルーマニアの産業の特徴

ルーマニアの国旗

 

ルーマニアの国土

 

東ヨーロッパ・バルカン半島東部に位置する共和制国家、ルーマニアにおける産業の特徴をまとめています。鉄鋼やアルミニウム、繊維産業などの工業がさかんで、17世紀以来モレニ油田を背景とした石油採掘も行われています。

 

 

 

ルーマニアの主要産業

農業

ルーマニアは伝統的に農業国で、国土面積の6割ほどが農業用地、人口のおよそ4割が何らかの農業に従事しています。小麦の生産が主で、ドナウ川北部のルーマニア平原は国内有数の穀倉地帯となっています。小麦の他にはトウモロコシ・ヒマワリ・ジャガイモ・テンサイ・ブドウなどを産します。

 

工業

ルーマニアは、第二次世界大戦後から計画経済のもと急速に工業化が進められた結果、農業国を脱して工業国となりました。現在は鉄鋼、食品加工、アルミニウム、化学、繊維など各種工業がさかんに行われています。

 

鉱業

ルーマニアは地下資源が豊富なことから、東欧でも有数の石油産出国として知られ、とりわけモレニでは17世紀から石油の採掘が行われています。モレニには政府主導で工業団地も建設されています。