ハゲネはブルグント国の伝説上の戦士で、とりわけ『ニーベルンゲンの歌』の中の主要人物「トロニエのハゲネ」として知られ、ハゲネはイースラントの女王ブリュンヒルトの寵臣で、王家の不名誉を晴らすためなら残忍で暴力的な手段も辞さない人物として描かれています。そして最後はネーデルラント王子ジークフリートの妻クリームヒルトに斬殺されるのです。
|
|
|
|
中高地ドイツ語で書かれた英雄叙事詩。1205年頃成立。この作品の中でハゲネは「トロニエのハゲネ」と呼ばれている。
19世紀後半に初演されたリヒャルト・ワーグナーによる楽劇。前四部作。この作品の中でハゲネはハーゲンと呼ばれ、ジークフリートを殺害し黄金の指輪を盗み出している。
『ニーベルンゲンの歌』が元となり、13世紀半ばにノルウェーで成立。この作品の中でハゲネは、エルフの血を引く人間として描かれている。
|
|
|
|