ヨーロッパの冬が暖かい理由

西ヨーロッパは西岸海洋性気候が支配的で、温暖な偏西風と暖流の影響で年間通して温和です。北部の冬でも10℃前後と温暖で過ごしやすいです。東欧に近い地域では、0℃を下回る日も多いです。

 

地中海性気候が支配的な南ヨーロッパは、ヨーロッパで最も温和な地域です。冬季平均気温は-3℃〜18℃で、地中海沿岸部ほど温暖になります。

 

最も厳しい冬を迎えるのは、亜寒帯気候、ツンドラ気候が支配的な北欧で、0℃を下回る厳しい寒さが続きますが、同緯度の他の地域と比べたら温暖です。

 

ヨーロッパを暖める海流

このように全体的にヨーロッパは冬でもほかの同緯度地域と比べて暖かいのです。これはヨーロッパ大陸に西方に広がる大西洋に、暖流の北大西洋海流が流れていることが大きく関係しています。

 

この暖流により温められた空気が、偏西風により北西ヨーロッパに吹き付けるため、最も寒冷な北欧でも他の同緯度地域ほど寒くはならないのです。

 

逆に偏西風の影響をあまり受けない東欧は、大陸性気候が支配的なので、同緯度の他の地域より厳しい冬を迎えることになります。