ピエモンテ州

ピエモンテ州(伊:Piemonte)は、イタリア北西部に位置する州です。西をフランス、北をスイス国境と接しており、アルプス山脈が自然の国境となっています。州都はイタリア第四の都市トリノ。イタリアの前身であるサルデーニャ王国は、かつてこのピエモンテ地方を本拠としたことから「ピエモンテ王国」とも呼ばれていました。

 

産業

ピエモンテ州では、ポー川由来の肥沃な平野部を利用した小麦・稲・果実などの栽培がさかんで、州南部では丘陵地帯“ランゲ・ロエロ・モンフェッラート”に由来する良質なトリュフやワインの生産がさかんに行われています。またトリノを筆頭に自動車や機械といった工業生産が活発な地域でもあります。

 

歴史

古来よりタウリニ族やサラッシ族が暮らす地域でしたが、前3世紀以降はローマ支配下に組み込まれ、その土地開発の中でアウグスタ・タリノルム(現在のトリノにあたる)を始めとする植民都市の建設が開始されました。西ローマ帝国崩壊後は、ゴート族、ランゴバルド族、フランク人による支配を経て、サヴォイア家がこの地方を治めるように。そして18世紀初頭、サヴォイア家のサルデーニャ王位取得とともに、サルデーニャ王国が成立し、ピエモンテは同国の拠点として発展していきました。ナポレオン戦争(1803年-1815年)の勃発で、一時フランスに占領されますが、ナポレオン失脚後は再びサルデーニャ王国に支配権が戻っています。

 

イタリア王国時代

19世紀半ばから、サルデーニャ王国主導でイタリア統一(リソルジメント)が進められた結果、1861年イタリア王国が成立。その後のピエモンテ地方は水力発電を背景に急速な工業発展を遂げていき、イタリア王国における近代化を主導しました。

 

 
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