第一次世界大戦におけるドイツの敗因とは?

第一次世界大戦に関するQ&A

第一次世界大戦におけるドイツの敗因とは?

第一次世界大戦におけるドイツの敗因は何だったのですか?

ドイツの敗因は、中立国ベルギーを侵略したことでイギリス参戦の口実を与え、全世界からの反独感情を買ってしまったこと、「未回収のイタリア」奪還を目論むイタリアが、三国協商側に寝返ったことなど、色々挙げられます。

 

しかし何より決定打となったのは、Uボートによる無差別攻撃でアメリカ客船を撃沈し(ルシタニア号事件)、アメリカの参戦を招いてしまったことです。ただでさえイギリスやフランスにすら生産力で劣っていたのに、さらなる生産力・物量を誇るアメリカを敵に回したことで、ドイツの勝ち目は完全になくなりました。

 

そして第一次世界大戦は国家総力戦であり、勝ち目の見えない戦争の長期化による不況、続出する犠牲者、スペイン風邪の蔓延、食糧不足などでドイツの士気はみるみる低下し、国民の不満の矛先は帝国政府に向かいました。最後にはドイツ革命により政権は転覆し、代わって成立したワイマール共和国のもと降伏が決定したのです。