スウェーデン文学の特徴や有名な作品

スウェーデン文学とは、スウェーデン出身者もしくはスウェーデン語により書かれた作品の総称で、9世紀のヴァイキング時代からの古い歴史をもっています。しかし本格的にスウェーデン文学が開化したのは、スウェーデン語の標準語が定められた16世紀以降とされています。

 

 

スウェーデン文学の簡易年表

9世紀

西暦800年頃に掘られたと思われる、ルーン文字の刻まれた「レーク石碑」はスウェーデン最古の文献資料といわれる。

 

16世紀

聖書がスウェーデン語に翻訳されたことで、スウェーデン語の標準語が成立。スウェーデン文学の本格的な発展が開始される。

 

17世紀

ルネサンス文学が勃興し、スウェーデン文学の発展に大きく寄与した重要な作家が次々と登場した。中でも「ヘルクレス」を書いたゲオルク・シェルンイェルム(1598〜1672)は有名。

 

18世紀

スウェーデン文学の黄金時代といわれる。これは憲法で「報道の自由」が規定された影響で、自由な創作活動が活発に行われるようになったことが背景にある。

 

19世紀

写実主義(リアリズム)が隆盛するとともに、ヨハン・アウグスト・ストリンドベリをはじめ、スウェーデン人作家が史上初めて世界に名をとどろかせた世紀でもあった。

 

スウェーデン文学の有名作品一覧

  • オラウス・マグヌス著『北方民族文化誌』(1555)
  • イェーオリ・シャーンヒエルム著『ヘラクレス』Hercules(1658)
  • ユーハン・H・チェルグレン著『新創造』(1789)
  • パール・ダニエル・A・アッテルボム著『至福の島』(1824〜1827)
  • エサイアス・テグネル著『フリチョフ物語』(1825)
  • アルムクビスト著『それでよい』(1839)
  • シェールンイェルム著『ヘラクレス』 (1658)
  • ブレーメル著『ハッタ』(1859)
  • ストリンドベリ著『赤い部屋』(1879)
  • エーリック・リンデグレン著『道なき人』(1942)
  • エイビンド・ヨーンソン著『暗い歳月の流れに』(1946)『陛下の御世(みよ)』(1960)
  • ハッリ・マルティンソン著『アニアーラ』(1956)
  • スンドマン著『調査』(1958)
  • サーラ・リードマン著『鉱山』(1968)
  • P・C・ヤシルド著『バベルの家』(1978)『洪水のあと』(1982)
  • アストリッド・リンドグレーン著『長くつ下のピッピ』(1945)