ハプスブルク家って現在も存在するの?「末裔」の今を知ろう

ハプスブルク家の現在

ハプスブルク家は帝国の終焉後も家名を保ち、現在もオーストリアや他国に末裔が暮らしている。彼らは政治家や慈善活動家として活動し、名家としての伝統を現代的な形で継承している。本ページでは、このあたりの歴史的背景と後世への影響について詳しく掘り下げていく。

ハプスブルク家って現在も存在するの?「末裔」の今を知ろう

かつて「ハプスブルク帝国」を築きヨーロッパの覇権を握っていたハプスブルク家に現在末裔はいるのですか?

結論からいえば、ハプスブルク家の末裔はたくさんおり、ハプスブルク=ロートリンゲン家は代表的です。オーストリアは君主政を廃止したので、末裔達はそれぞれモデルをやったり、カーレーサーをやったりと、政治から離れ一般人として暮らしていますね。


1860年頃に撮影された、ハプスブルク=ロートリンゲン家の人々


2022年現在の当主はカール・ハプスブルク=ロートリンゲン氏で、最後のオーストリア皇帝カール1世と、皇后ツィタの孫にあたります。


ハプスブルク家が存続している理由

ハプスブルク家は、ヨーロッパ全土を舞台にした「婚姻外交」により勢力を広げた家系。「ヨーロッパの王族がほとんどハプスブルク家の身内」なんて時期もあったほどですから、そう簡単にハプスブルクの血は途絶えないのです。


ちなみにハプスブルク家末裔のひとりと結婚した日本人がおり、その方は子を遺しているので、日本人にもハプスブルク家の末裔が存在するのですよ。