ピサの歴史

ピサ (伊:Pisa)は、イタリア中部トスカーナ州リグリア海沿い、フィレンツェの西方約80km位置する都市です。中世ヨーロッパでは地中海貿易の重要拠点の1つとして繁栄し、現在は繊維・ガラス・陶器など各種工業、農業がさかんに行われています。なおピサ大聖堂の鐘楼「ピサの斜塔」がこの都市を何より有名にしましたが、「天文学の父」ガリレオ・ガリレイ生誕地であることでも知られています。

 

歴史

前3世紀に建設された古代ローマの軍港に起源に持ちます。中世以降は東方貿易を軸に発展し、11世紀にはジェノヴァやヴェネツィアと海上覇権を競う都市国家に成長しました。12〜13世紀に商業港として黄金期を迎えましたが、13世紀末にジェノヴァとの争いに敗れサルデーニャの領有権を失って以来衰退の道を辿っていきます。15世紀初頭には、天下メディチ家のフィレンツェに征服され、政治的独立を消失しました(ピザ共和国の滅亡)。その後はピエモンテ州を拠点に勢力を拡大したサルデーニャ王国の支配下に入り、19世紀後半には同国がイタリア統一運動(リソルジメント)の結果成立させたイタリア王国の一部になりました。

 

ピサの斜塔について

イタリア都市ピサの知名度に最も貢献しているといえる「ピサの斜塔」は、ピサ大聖堂に付属する建築物で、12〜14世紀にかけて建設されました。塔が傾いているのは、地盤が軟弱でかつ、当時の基礎工事が不完全だったことに由来しています。

 

 
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