ノルウェーの農業の特徴

ノルウェーはもともと農業国であり、第二次世界大戦後急速に工業化が進んだものの、今でも肥沃な南東部を中心に穀類・野菜・果物栽培、酪農などが営まれています。

 

耕地面積な国土の数パーセントに過ぎませんが、農業機械化や農業振興政策により、高い自給率が維持されているのです。

 

ノルウェーの主な農業生産物

ノルウェーで特にさかんなのは寒冷な気候を利用した放牧・酪農で、農業収入の8割はチーズやバター、肉類、卵などの畜産品が占めています。

 

ノルウェーの耕種

大麦/ジャガイモ/カラスムギ/果物/野菜

 

ノルウェーの畜産

生乳/チーズ/バター/卵/肉類

 

農業は今なおノルウェー人のアイデンティティの1つになっており、ノルウェー人の多くがEU加盟に否定的な一因として、伝統的な農業への影響に対する懸念があります。