昔々、ヨーロッパという大きな地域で、たくさんの国が争った大きな戦争がありました。これを「七年戦争」と呼びます。今から約250年以上前の話です。なぜそんなにたくさんの国が戦ったのか、どんなことがあったのか、小学生のみなさんにもわかりやすくお話ししましょう。以下でこの七年戦争について解説します。

 

 

七年戦争が始まった理由

この戦争は、1756年から1763年にかけて行われました。主にイギリスとフランスという二つの大きな国が中心で、他にもたくさんの国が加わりました。みんなが戦ったのは、お互いの国がもっと大きくなりたい、もっとたくさんの土地を持ちたいと思ったからです。それぞれの国は、自分たちの力を見せつけたくて、戦争を始めました。

 

七年戦争で起こったこと

この戦争は、ヨーロッパだけでなく、遠く離れたアメリカやインドなどでも戦われました。イギリスは海が得意で、船をたくさん持っていました。一方、フランスやその他の国は、陸で戦うのが得意でした。みんながそれぞれの得意なところで戦い、たくさんの人が苦しんだり、困ったりしました。

 

七年戦争の結果

結局、イギリスが勝ったと言われています。戦争が終わった後、イギリスはたくさんの土地を手に入れました。でも、戦争はたくさんのお金がかかるので、イギリスもたくさんのお金を使いました。そのせいで、後でアメリカという国が独立するきっかけにもなりました。