フィンランドとアメリカの関係

 

フィンランドは1917年に、ロシアからの独立を宣言しました。それを受け、アメリカは真っ先に独立を証人し、1920年には正式な外交関係を結んでいます。

 

第二次世界大戦中は一時断絶するも…

フィンランドとアメリカは、国交樹立以後、政治・経済面で関係を深めていきましたが、第二次世界大戦の勃発を受け、その関係は一時絶たれてしまいます。フィンランドが、ソ連という共通の敵に対抗するため、ナチスドイツと同盟を結んだためです。

 

国交の回復

しかしラップランド戦争を受けて、フィンランドがナチスドイツと決別したことで、国交を回復。戦後は冷戦構造の中でフィンランドの戦略的重要性が増し、より両国の接近を促しました。

 

以後アメリカとフィンランドの関係は良好で、政治・経済・軍事・文化とあらゆる面で盛んな交流が行われています。