奴隷貿易と三角貿易の違いとは?

奴隷貿易と三角貿易の違い

奴隷貿易は人の売買を中心とし、三角貿易はヨーロッパ・アフリカ・アメリカ間で奴隷・製品・原料を循環させる形態である。ヨーロッパの商人がこの仕組みを主導した。本ページでは、このあたりの歴史的背景と後世への影響について詳しく掘り下げていく。

奴隷貿易と三角貿易の違いとは?

奴隷貿易と三角貿易というのは何が違うのですか?

三角貿易というのは、3地域間で行われる貿易のこと。奴隷貿易は奴隷を商取引する貿易のことです。


それぞれ意味は違いますが、三角貿易で歴史的に有名なのは、イギリスが17世紀~18世紀にかけて、


アメリカ(西インド諸島)→イギリス→アフリカ


という形で行っていた大西洋間三角貿易で、この三角貿易は奴隷を取引していた奴隷貿易でもあったので、どうしても重ねてイメージしてしまいますね


大西洋間三角貿易はアメリカ・イギリス・アフリカの三地域を起点に行われた。


具体的には


  1. アメリカ植民地から蜂蜜を輸入し本国でラム酒に加工
  2. 2をアフリカに輸出して黒人奴隷を購入
  3. 2をアメリカに輸出して売り込む(1へ戻る)


という流れの三角貿易が行われ、イギリスはこの奴隷貿易で得られた莫大な富を背景に大いに繁栄し、資本家の勃興から産業革命を引き起こすことができました。