サンクトペテルブルク(旧レニングラード)の歴史

サンクトペテルブルク(旧名レニングラード)は、ロシア連邦北西部、フィンランド湾奥のネバ川三角州に位置する都市です。首都モスクワに次ぐ国内第二の都市で、モスクワと同様に連邦政府直轄の特別市として、地方・州と同等の権限を保有。産業面では、造船・兵器製造・機械・繊維・製紙・食品加工など各種工業のほか、エルミタージュ美術館始め歴史文化財が豊富なことから、観光業もさかんに行われています。

 

歴史

1703年、西欧化改革を推し進めるピョートル大帝が、この地を西欧文化の玄関口に指定したことで、本格的な発展が開始されました。その後貴族、商人などを移住させ、壮大な宮殿や劇場、役所、寺院などを次々と建設。さらに1712年には、首都をモスクワからこの地に遷都し、ロシアの政治・文化・経済の中心として大いなる繁栄を享受するようになります。その後、1719年にはロシア最初の博物館が、1725年にはロシアのアカデミアの中心地として科学アカデミーも設立されています。

 

呼称

「サンクトペテルブルク」という都市名は、ピョートル大帝による建設時に、守護聖人の名にちなみ命名されました。1914年に敵国ドイツ風の名を嫌いロシア風の「ペトログラード」に、ソ連成立後の1924年には革命家レーニンの名にちなみ「レニングラード」と改称されていますが、ソ連崩壊直前の1991年には、市民投票によって元々の「サンクトペテルブルク」に戻すことが決定しています。

 

 
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