ロシアの社会問題

ロシアはヨーロッパからアジアにまたがる広大な国土を有する連邦共和制国家です。ソ連解体にともない成立した、シベリアに広がる大自然や豊富な歴史遺産が魅力の国ですが、以下のような社会問題も抱えています。

 

 

政治問題

ロシアは建前上は共和政ですが、第二次プーチン政権発足以降、政府の権限を強める法律を次々に制定しており、反政府運動・言動の弾圧により事実上プーチン大統領を頂点とする独裁国家となってしまっています。

 

人権問題

ロシアは人権問題も深刻で、2013年には「未成年者への同性愛の宣伝行為に罰金を科すことを定めた法律」という事実上の反同性愛法の可決でLGBT弾圧を強化し、国際的な批判にさらされています。

 

外交問題

ロシアの外交問題はその覇権主義につき膨大なため、以下に主要なものを大まかにまとめます。

 

対日本

交流はるものの北方領土問題により関係は良くはない。

 

対ウクライナ

ロシア軍のウクライナ侵攻により戦争および国交断絶状態。

 

対アメリカ・西側諸国

ロシア国内の人権問題や侵略政策の推進を理由に関係は最悪。2022年のウクライナ侵攻を受け、唯一さかんであった経済交流も停滞している。

 

経済問題

ロシアは圧倒的な国土面積を誇る割には、GDPは世界10位前後と、先進国より低い水準になっています。2014年のクリミア併合、2022年のウクライナ侵攻を受け手の経済制裁により、経済低迷は続く見通しです。