リグーリア州

リグーリア州(伊:Liguria)は、フランスに隣接し、イタリア北西部のリグリア海沿岸に広がる州です。ヨーロッパ有数の海港都市ジェノヴァを州都に持ち、立地を活かした海運業と年中温暖な気候を活かしたリゾート業がさかんに行われています。

 

歴史

古代〜中世

古代ローマ時代、現リグーリア州にあたる地域は、ローマ帝国における海運の拠点として栄えていました。西ローマ帝国崩壊後は、東ローマ、ランゴバルド王国フランク王国の支配を経て、11〜15世紀にかけては東方貿易(アジア世界との通商)で国力をつけ、海上覇権を築き上げたジェノヴァ共和国がこの一帯を平定。ジェノヴァの力が弱まると、ミラノ公国やフランスがこの地方の支配権をめぐり争うようになりました。

 

近代

18世紀末、フランス革命戦争の中、ナポレオン軍に征服されたこの地方を領土とするリーグレ共和国(1797〜1805年)が樹立。ナポレオン失脚後は、ウィーン議定書で領土の再画定が行われた結果、サルデーニャ王国に併合されることに決定しました。1861年には同王国がイタリア統一運動(リソルジメント)の末成立させたイタリア王国の一部となり、20世紀以降は製鉄業や造船業を中心とした工業発展で目覚ましい成長を遂げていきました。

 

 
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