古代ローマで使われていた楽器とは?

 

古代ローマは戦争や政治では極めて優秀だったものの、文化面では平凡でした。そのため古代ローマにおける音楽といえば、古代ギリシャ音楽の思想や理論、楽器を踏襲したものとなり、とりわけ革新的な側面はありません。

 

古代ローマにおける音楽の役割

古代ローマでは音楽に対する姿勢が、古代ギリシャとは違っていました。古代ギリシャでは音楽や劇というのは公共が投資すべき「芸術」と考えられていましたが、古代ローマではしょせん戦争や娯楽の道具として考えられていました。

 

ローマではラッパがよく演奏されましたが、これは演奏のためというより、戦争の際に示威や鼓舞、合図のために使う軍楽器としてでした。

 

こういう姿勢だったもので、古代ローマ時代、音楽分野に革新的なことはほとんど起こっていないのですが、キリスト教化してからは、音楽がキリスト教とうまいこと結びつき発展していくことになります。