冷戦時代、なぜ核兵器がつくられた?

 

冷戦時代とは、アメリカを盟主とする西側資本主義陣営とソ連を盟主とする東側共産主義陣営の敵対による軍事的緊張状態であり、少しでも軍事的優位に立とうとする両陣営による核開発競争の時代でもあります。

 

一触即発の状態の中、大げさではなく核戦争による世界滅亡まで危惧されていました。

 

 

核兵器とは

核兵器とは、原子核反応による生み出される膨大かつ爆発的なエネルギーを利用し、大量破壊や大量殺傷を行うことを目的とした兵器です。

 

1945年7月に発明され、8月6日に広島に、9日に長崎にて実戦投入されています。

 

たった一発の爆弾により二つの都市は壊滅し、合わせて15〜24万人の人々が亡くなりました。

 

冷戦とはそんな恐ろしい兵器の製造が繰り返された時代であり、開発競争の中で広島・長崎に投下されたものよりはるかに強力なものが作られていたのです。

 

核兵器開発の目的

核兵器は非常に低コストに、敵陣地に最大限の損害を与えることができる兵器であることは、日本への原爆投下で証明されていました。

 

冷戦時代に核開発競争が激化したのは、少しでも多く強力な核兵器を持つことで軍事的優位に立とうとしていたからです。

 

核兵器開発の制限

1962年には政権交代で社会主義国となったキューバに、アメリカを射程圏に入れた核ミサイル基地が建設され、核戦争一歩手前の一触即発状態になりました。

 

米ソ首脳の交渉によりなんとか危機を乗り切り、キューバからミサイルが撤去されたことで核戦争は回避されました。

 

その後米ソ両国は関係を大きく改善し、核兵器の制限へと舵を切ります。冷戦はデタント(緊張緩和)の時代に移行していったのです。