あまり馴染みがないかもしれませんが、イタリアンにもフレンチと同じようにコース料理の文化があります。ここでは、イタリアンにおけるコース料理の順番を紹介します。
いわゆる前菜で、「食事の前の一皿」という意味があります。次のパスタ料理が来るまでのつなぎなので、サラダ、カルパッチョなど簡単な物が出されます。
冷たい前菜から、温かい前菜という順で出されることが多いです。
「第一の皿」という意味があります。パスタやリゾットといった炭水化物類や、スープが提供されます。最初に出るアンティパストは食事に数えず、このプリモピアットから食事が始まるとされているので、第一の皿という意味合いになっているのです。
いわゆるメインディッシュで、「第二の皿」という意味があります。肉であれば子牛や仔羊のソテー、魚であればグリルやアクアパッツァなど、肉や魚のメイン料理が提供されます。最近は一緒の皿にコントルノと呼ばれる副菜が付いてくることが多いです。
日本でもおなじみのデザートです。タルトやティラミス、フルーツなどが提供されます。本場のイタリアでは、ドルチェを食べ終わった後に、締めとしてエスプレッソを飲むことが多いです。
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