ハンガリーの気候的特徴

ハンガリーの国土

 

ハンガリーは北海道とほぼ同じ緯度にありますが、盆地なので夏は暑く冬は寒いのが特徴です。また、海に面していない大陸内部ですので空気は乾燥しており、降水量は日本の3分の1程度です。地域による気候差はそれほどありませんが、平原部は冷え込みやすいので注意が必要です。

 

ハンガリーの春・秋

平均気温は15℃程度で比較的過ごしやすく、観光のベストシーズンです。日中と夜で気温差が激しいため、調節しやすい服装がおすすめです。

 

ハンガリーの夏

平均最高気温は26〜27℃程度ですが、近ごろは温暖化の影響で30℃を超す日もあります。日本ほどクーラーが普及していないため、猛暑の日は屋内でも注意が必要です。ただし、夜になると急に冷え込むこともあるため、薄手のカーディガンなどを用意した方が良いかもしれません。

 

ハンガリーの冬

最低気温が−10℃近くになることも珍しくありません。道が凍ることもしばしばで、バスや路面電車が止まることがありますし、歩いていると滑るので、歩きやすくて保温できる靴を履いた方が良いです。厚手のコートは必須で、手袋や帽子などもあった方が良いでしょう。

 

建物は石造りで二重窓のところが多く、暖房も充実しているため屋内は比較的過ごしやすいです。暖房はセントラル・ヒーティングが主流ですが、農村部では暖炉で薪を燃やしている家庭もあります。

 

もしも冬にハンガリーに旅行に行くのなら、空気が非常に乾燥するので、加湿器や保湿クリーム等が必須です