確かにヨーロッパから少なくない義勇兵が、植民地軍を支援するために、アメリカ独立戦争に参戦しています。ポーランドの民族主義者コシューシコ、フランスの啓蒙主義者ラファイエットなどが有名ですね。
アメリカ独立戦争、別名「アメリカ独立革命」は、絶対王政の打倒・共和政の樹立・抑圧からの解放を目指していたので、ヨーロッパの自由主義者らは、アメリカの独立派が自分の政治的理念を実現してくれるという希望を見出し参戦したのです。
アメリカ独立戦争に義勇兵として参戦したラファイエット
結果的に独立派が勝利したことは、彼らを勇気づけ、その後の行動に影響を与えています。ラファイエットは帰国後フランス革命に参加して1789年人権宣言を起草し、コシューシコはロシアによるポーランド分割に対し、自由を掲げて最後まで粘り強く抵抗しました。
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