フレンチでパンにソースをつけるのはマナー上NG?

 

フランス料理というのは、ソースを追求することで確立されたジャンルといっても過言ではありません。フレンチでメインディッシュのソースの美味しさに感動した人も多いことでしょう。その為、例えば、パンにソースを付けて一滴残らず、楽しみたいという人も多いと思いますが・・・。

 

 

パンにソースをつけるのはマナー上NGか?

格ばったフレンチレストランにおいて、あからさまにパンにソースをつけるのは、確かに、マナー上よろしくないとされることも多いです。

 

しかし、友人同士や家族などの、カジュアルな食事の席であれば、別段問題なく、レストランのサービス係やシェフにとっても、ソースまで残さず食べてもらうのは「料理が美味しい」というメッセージになるので喜ばれます。そこまで気にする必要はないかと思われます。

 

理想の付け方

ちぎったパンを手に持ってソースをつけるのは、やや無作法で、一口サイズにちぎったパンソースの上に置き、フォークでパンを刺して食べるのが、理想とされています。ただし料理の途中ではなく、皿に残ったソースをつけましょう。

 

スープにつけるのは明確にバッドマナー

フレンチで供されるパンは、味のない硬めのものが多いので、さらっとしたスープに付けて、柔らかくして食べたい・・・という気持ちはわかります。しかし残念ながら、これは、どんな店においてもバッドマナーとなります。

 

もしスープと一緒に食べることを想定されたパンであれば、スープと一緒に提供され、サービス係から「ご一緒にどうぞ」など声がかかるでしょう。