ベラルーシの民族衣装の特徴

ベラルーシが独立国となったのは1991年とかなり最近のことで、それまでベラルーシのある地域は、モンゴル、ポーランド、ロシア帝国、ソ連と様々な大国の支配下にありました。とくにロシア(ソ連含め)に支配された地域が長かったため、ベラルーシの民族衣装はロシアの民族衣装にかなり近いものになっています。

 

そして民族衣装が日常的に着られることはないのですが、民族公演や民族祭では、ベラルーシ民族の伝統や結束を確認するため、多くのベラルーシ人によって着用されます。

 

民族衣装の特徴

女性の民族衣装はシャツ・スカート・エプロンで、男性の民族衣装はシャツ・ズボンで構成されていますまた男性用も女性用も襟・袖・袖口・裾などに美しい刺繍が施されていますが、これらの箇所は「邪気が入り込みやすい」として魔除け(お守り)の意味も込められてのことなのです。