フィンランドはフィン人が主要民族で9割を占めていますが、スウェーデン人が5パーセントほどと少数民族としてサーミ人も暮らしています。スウェーデン人の民族衣装については【スウェーデン人の民族衣装の特徴】を参照してもらうとして、ここではフィン人とサーミ人の民族衣装について開設していきたいと思います。
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フィン人の民族衣装は「カンサリスプク」と呼ばれ、18世紀後半に確立され、フィンランドの工業化や貿易の拡大とともに発展してきた歴史を持ちます。
衣装の特徴としては
女性は
男性は
というのが基本的な構成になっています。
ラップランド地方に暮らすサーミ人は「コルト」と呼ばれるフェルトを使って織った民族衣装を着用し
女性は
男性は
を基本構成としています。
その多くは青と赤の鮮やかな色が基調とし、襟や裾は刺繍やフリルで綺麗に飾られていますが、その生活様式によって微妙にデザインは異なるので、民族衣装をみればその人がどこの出身なのかがわかるそうです。
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