アイスランドの国旗
アイスランドの国旗は、青地に赤と白の十字が描かれたデザインとなっています。左寄りの十字は「スカンディナビア十字」もしくは「ノルディック・クロス」と呼ばれており、北欧の国旗によく見られるデザインです。青が国民色、赤が火山・祖国愛、白が雪・氷河を、十字は国教であるキリスト教を反映しています。
アイスランドはもともとデンマークの植民地だったことから、国旗はデンマーク国旗がベースになっています。今のデザインに近い「青地に白のスカンジナビア十字の旗」がアイスランドのシンボルとして使われるようになったのは、まだアイスランドがデンマーク領だった1897年からです。
1915年6月19日、アイスランド王国として独立する3年前に、十字に赤が加わったことで、今のデザインになりました。そして1944年、「アイスランド共和国」としてデンマークから独立した際に、正式に国家のシンボルとして定められたのです。
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