ギリシャ語を公用語にしてる国は?

 

ギリシャ語は、古代より続く長い歴史と、豊富な文化遺産を通じ、世界中に広く認知されています。

 

ただ認知されているからといって、「話者が多い」というわけでもありません。ギリシャ語を公用語にしているのは、2023年8月現在ギリシャとキプロスのみなんですね。

 

 

ギリシャ

当然ながら、ギリシャ語の生みの親ギリシャでは、公用語としてギリシャ語が使用されています。

 

国民のほとんどが母語としてギリシャ語を話し、教育、行政、メディアなど、社会生活のあらゆる面でギリシャ語が活用されてますね。

 

キプロス

ギリシャ以外では、キプロス共和国で、ギリシャ語が公用語のひとつとなっています。

 

キプロスの大部分の住民はギリシャ系なので、ギリシャ語を日常的に使用しているのですね。また、キプロスではトルコ系住民も多いので、トルコ語も公用語になってています。

 

欧州連合(EU)

国家ではないのですが、ギリシャ語は、欧州連合(EU)の公用語の一つでもあります。

 

EU加盟国の言語は原則としてEU内の公用語としても認められる為ですね。