現在も続くヨーロッパの王国一覧

古代から近代にかけて、ヨーロッパでは数多の王国が誕生しては滅亡してきました。他民族の侵入、戦争、民主的あるいはクーデターによる王政廃止など、王室が滅んだ理由は様々ですが、いずれにせよ激動のヨーロッパ情勢において、一つの国家体制を維持し続けるのは至難でした。そんな中現在でも存続する王国は希少な存在といえます。ヨーロッパの歴史に深く関連することですので、現代において王制による支配が続くヨーロッパの国家を確認しておきましょう。

 

 

オランダ王国

0_heraldry_national_netherlands.png

 

成立:1815年
初代国王:ウィレム1世

 

西ヨーロッパのベルギー、ドイツと国境を接する国です。王国はアルバ、オランダ、キュラソー、シント・マールテンという4つの地域に分けられ、それぞれ国(オランダ語でLanden)と呼ばれ、独自の憲法を持っています。ただしオランダ王国憲章が各国どの憲法よりも優位にあります。国土の四分の一が海抜0mを下回り、水上生活というのはオランダ特有のライフスタイルになっています。

 

グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)

0_heraldry_national_unitedkingdom.png

 

成立:1801年1月1日
初代国王:ジョージ3世

 

ヨーロッパ大陸の北西岸に位置する島国で立憲王国です。元首に女王エリザベス二世が就いており、国家の象徴として儀礼的職務のみ行ないます。連合王国という名前から察するとおり、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという4つの国で構成されています。

 

スウェーデン王国

0_heraldry_national_sweden.png

 

成立:1523年6月6日
初代国王:グスタフ1世

 

北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島に位置する立憲君主制国家です。国家元首である国王は国家の象徴であり、統治は行ないません。あくまで儀礼的な存在となります。

 

スペイン王国

0_heraldry_national_spain.png

 

成立:1479年1月20日
初代国王:フェルナンド2世

 

南ヨーロッパのイベリア半島の大部分を占める立憲君主制国家です。西をポルトガル、東をフランスと国境を接します。国王は国家元首であり、国家の統一と永続の象徴と規定されています。あくまで象徴君主という位置づけであり、主権は国民にあります。

 

デンマーク

0_heraldry_national_denmark.png

 

成立:1863年11月15日
初代国王:クリスチャン9世

 

北ヨーロッパのデンマーク本土と、北大西洋のフェロー諸島と北アメリカのグリーンランドという2つの自治地域で構成される立憲君主主権国家です。1972年に国王フレゼリク9世が死去し、女王マルグレーテ2世が即位しました。

 

ノルウェー王国

0_heraldry_national_norway.png

 

成立:1905年
初代国王:ホーコン7世

 

北ヨーロッパのスカンディナビア半島西岸に位置する立憲君主制国家です。国王は国家元首ですが、役割はあくまで儀礼的なものに限ります。

 

ベルギー王国

0_heraldry_national_belgium.png

 

成立:1831年7月21日
初代国王:レオポルド1世

 

西ヨーロッパに位置する連邦立憲君主制国家です。国家元首である国王は、立法権を連邦議会と共に行使し、行政執行権を憲法に基づき行使します。19世紀にネーデルラント連合王国から独立した国家でもあります。EUの主要機関の多くが置かれているので、EUの首都とも呼ばれています。

トップへ戻る