ベネルクス三国とはどこ?〜経済的特徴・歴史・名前の由来も〜

 

ベネルクス三国とは、ベルギーオランダルクセンブルクの三カ国を示す名称です。フランスドイツという大国に挟まれた、欧州連合(EU)設立の中核となった、ヨーロッパ史的にも重要な地域です。

 

 

ベネルクス三国の名前の由来

ベネルクスはBeneluxと表記し、これは3国の頭文字を繋げた言葉です。オランダはOlandaではなく、オランダ語でNederland、英語でNetherlandsと表記します。

 

・ベルギー…Belgium
・オランダ…Netherlands
・ルクセンブルク…Luxembourg

 

ベネルクスの旗

 

ベネルクス三国の経済

ベネルクス三国の国土は非常に小さく、3つ合わせても日本の北海道ほどの大きさしかありません。しかしこの三国は歴史的に常に密な関わりを持ち、相互の経済協力を行なうことで周囲の大国に対抗してきました。

 

この協力体制はヨーロッパ統合を掲げる後の欧州連合(EU)の起源となり、ベルギーのブリュッセルやルクセンブルクのルクセンブルク市は、EUの政治的中心都市でもあります。

 

ベネルクス三国の歴史

ベネルクス三国の地域はかつてネーデルラント(低地地方)と呼ばれていて、現在の3国はネーデルラント連合王国として統合されていました。しかし1890年ルクセンブルク大公国がオランダ王国との同君連合を廃止し、ネーデルラント連合王国が3国に分裂します。それからしばらくの間三国はバラバラの状態でしたが、その後1921年のベルギー・ルクセンブルク経済同盟を経て、1948年にベネルクス関税同盟が調印されたことで、今のような密な協力体制が出来上がりました。