エーゲ海の特徴|場所・歴史・気候・面している国など

エーゲ海に浮かぶキクラデス諸島南部のサントリーニ島

 

エーゲ海は地中海の一部を構成する、地中海東北部の、ギリシア半島とアナトリア半島に面した入り江状の海です。クレタ海、ミルトア海、イカリア海、トラキア海という4つの海域に区分されています。

 

 

エーゲ海の名前の由来

「エーゲ」とは古代ギリシア語で波を意味し、古代ギリシア人には「主要な海」を意味するアルキペラゴスとも呼ばれました。神話では、アテナイの王アイゲウス(ラテン語:Aegius)が、息子が死んだと思いこみ絶望のあまり海に身を投げたことから、彼の名にちなみその海をエーゲ海と呼ぶようになったとされています。

 

エーゲ海の地理

場所

 

沿岸国

 

気候

エーゲ海は地中海性気候が支配的な海域で、冬に湿潤で、夏に暑く乾燥します。ただし同じエーゲ海でも北部はステップ気候(BSk)に分類され、年間通して雨が少なく、長い乾期が続きます。
また夏季にエーゲ海に吹き付ける、この地域特有の乾燥した北風のことをエテジアンと呼びます。地中海性気候と特徴付ける要素の1つです。

 

資源

エーゲ海には火山島が多く、大理石や鉄が豊富にとれます。大抵の島は農業には適しませんが、クレタ島のように拾い面積を持つ島には肥沃な耕地が広がっています。

 

エーゲ海は、大小合わせて2500もの島々が点在する「多島海(たとうかい)」としても知られます。この島々には古くから人が住み、海を通じて互いに交易していました。

 

エーゲ海の主要な島一覧
イカリア島/エヴィア島/キクラデス諸島/クレタ島/サモス島/サモトラキ島/サロニカ諸島/スポラデス諸島/タソス島/ドデカネス諸島/ヒオス島/レスボス島

 

エーゲ海の歴史

エーゲ海周辺はヨーロッパ最古の文明であるエーゲ文明発祥地です。エーゲ文明は、高度な文字や彩色技術を持つ先進的な文明でした。アテナイスパルタといった古代ギリシア都市国家が台頭する前に繁栄していましたが、紀元前1200年頃、前1200年のカタストロフと呼ばれる原因不明の社会変動で突如滅びています。